11月11日(土)、12日(日)に、じばさんフェア2017が福山市ものづくり交流館(福山市西町1-1-1エフピコRiM 1F・7F/9F屋上)で開催されました。今回は、この催し物に出展して福山大学を紹介しましたので、その報告です。
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今回の出展は、「福山大学ブランディング確立のための研究プロジェクト」、「工学部 スマートシステム学科」、および「工学部情報工学科 コミュニケーションデザイン研究室」の3つの出展でした。
「福山大学ブランディング確立のための研究プロジェクト」の出展は、仲嶋教授、内田教授、岩本教授、阪本准教授、有瀧教授、山岸准教授、水上講師、今教授、中村助教が担当しました。
「工学部 スマートシステム学科」からは、香川教授、仲嶋教授、田中准教授、関田准教授、沖准教授、伍賀准教授が研究内容の出展を行いました。
「工学部情報工学科 コミュニケーションデザイン研究室」として中道准教授が研究内容を出展しました。
また、共同利用センターが管理する「共同利用機器の紹介」を鶴崎准教授が出展しました。共同利用センターが管理する機器は高額な機器がたくさんあります。
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それでは、出展の模様を、文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択された「福山大学ブランディング確立のための研究プロジェクト」からご紹介します。
研究プロジェクトの出展内容の説明には、テッポウギス(25cm以上のシロギス)が飼育されている因島の内海生物資源研究所(マリンバイオセンター)と、じばさんフェア会場とを遠隔で中継する講座方式を採用しました。
海洋生物工学科の水上講師の指導のもと、両中継地を双方向にインターネットで中継して、受講者がじばさんフェア会場に居ながらにして、内海生物資源研究所の研究模様や水槽で泳ぐ魚や藻類を見ることができたり、じばさんフェア会場からの質問を内海生物資源研究所で待機している学生が答えたりするなど、数々の面白い取り組みを取り入れています。
これらの説明や回答などは、海洋生物科学科生が奮闘してくれました。モニターには内海生物資源研究所で質問に回答している学生も映っています。
アンケートに答えて頂くと、本物の魚の骨格が見えるように特別に赤や青で染色したペンダントを配りしました。とても好評でした。
遠隔講座は午前と午後に1回ずつ行いましたが、遠隔講座の場内案内を地場産センターの方にお願いして放送して頂きました。放送して頂いた案内文です。
トビハゼ君も集客に一役買ってもらいました。表情といい、動きといい、立ち止まった来客者から「可愛い!」と人気者でした。
海中に生息する魚の探査ロボットシステムについても興味を持たれていました。
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次は、工学部スマートシステム学科による研究内容の出展模様です。
小さな子は、線のエッジをセンサーで読み取りながら自走するロボットに興味があるようで、何度も動かしていました。
タイヤの下に指を置いて少し方向を変えても、センサーが線のエッジを探し当てて元通りに自走する様子を興味深く見ていました。
学生が自作した大きなラジコンを学生の指導のもと操作しています。
会場内をウロウロするロボットもいます。子ども達は、そのロボットについて行ったり、見守ったり、興味津々でした。
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次は、工学部情報工学科 コミュニケーションデザイン研究室の研究内容の出展模様です。
遠くの壁にお絵かきが出来る技術を子供たちに体験してもらいました。お絵かきの体験が終わったら籠の中にあるお菓子がもらえます。
リム・ふくやまに住むユル系動物代表「カピバラ科」の男の子『リムムン』が来てくれました。両手を斜めに挙げてYの字を表現すると自動撮影されることに興味を持って来て頂いたのですが、腕がチョット短いかな?
姉妹校の福山平成大学も出展しました。
じばさんフェアは2日間行われましたが、1日目の夕方には出展者による懇親会が行われました。工学部長の香川教授が乾杯の音頭を取って懇親会が始まりました。
会場には抽選会場が設けられました。期間中に物産などを500円購入するごとに抽選権が1枚配られ、抽選券2枚で1回抽選できます。抽選で当たれば景品がもらえます。この景品は、出展者から無料で提供頂いたものです。
1階正面入り口では、全国各地の特産品が販売され、9階の屋上では地元の企業による物産が販売されたり、特設ステージでは様々なグループが色々なパフォーマンスを行っていました。
福山大学社会連携センターは、地域貢献及び地域活性化の一助となるように、これからも、このような催しへ積極的に参加してまいります。
学長から一言:学生と教員の皆さん、お疲れさまでした。。。たくさんの参加者、とりわけ子ども達が興味津々で参加してくれて、よかったですね。。。これがきっと理工系に興味を持つきっかけになりましたねッ!!!