さて、平成29年9月13日(水)に「第4回福山大学教育シンポジウム[テーマ:アクティブラーニング再考]」が開催されました。
第1部では中井俊樹先生(愛媛大学 教育・学生支援機構教育企画室 副室長・教授)から、「教授法としてのアクティブラーニング」について、アクティブラーニングの意義・方法・課題を学びました。
中井俊樹先生
意見交換の様子
また、学習の目標や講義形態によって多種類のアクティブラーニングによる教授法があり、どのような授業でも必ずうまくいく絶対的な方法はないが、アクティブラーニングの原理や方法の選択を用いつつ、授業等の状況に応じてうまく当てはめていくことがより重要であると感じました。
第2部では、本学の教員3名が「本学におけるアクティブラーニングの取り組み」について、報告を行いました。
・「地元企業との連携を活用するアクティブラーニング」
経済学部税務会計学科 張 楓 准教授
・「ポートフォリオを使ったアクティブラーニング」
工学部機械システム工学科 内田 博志 教授
・「『生命倫理』教育におけるアクティブラーニング」
薬学部薬学科 広瀬 雅一 講師
今回のシンポジウムを通して、第1部・第2部ともに、3時間という時間を感じさせない充実した内容で、心が揺さぶられました。私個人としても「学生に負けないぐらい成長していきたい!」と改めて感じました!本当にありがとうございました!
学長から一言:中井俊樹先生、多人数の一斉授業の中で、学生(我々聴衆)に頭を使わせるやり方を、無理なく実践して見せてくださいました。。。さすがに手慣れたもの。。。ありがとうございました!本学の3人の教員による実践は、多くの失敗をクリアーして、ある程度形になった、感動的な優れものでした!!!