何度かこのブログでスペシャルオリンピックスについて紹介させていただいております。(詳しい活動についてはこちらをご覧ください)
さて、そのスペシャルオリンピックスの中にフロアーホッケーという競技があり、ユニファイドスポーツという知的障害者と健常者が一緒のチームとなって行う競技として行われます。
このフロアーホッケーの全国大会として、株式会社エフピコが主催するエフピコ杯があり、今年は2月25日(土)ローズアリーナにて行われます。
昨年も参加させていただきましたが、今年もスペシャルオリンピックス日本・広島、尾道支部の皆様、松永にある社会福祉法人虹の会ジョイジョイワークの皆様、そして本学学生でチームを組み参加させていただきます。
本学学生は、経済学部の塩谷侑平君、坂本晋郁君、三宅健太君、山本敦士君、横川孔貴君の5名です。
エフピコ杯に向けて1月から毎週土曜日に練習をしています。※写真は1月28日神村コミュニティセンター、2月4日本郷コミュニティセンターでの様子です。
1月28日神村コミュニティセンターでの様子
2月4日本郷コミュニティセンターでの様子
坂本晋郁君以外は、初の参加なので最初は戸惑っていましたが、スポーツを通じて徐々に距離が近くなっていきました。参加した学生の感想を報告します。
経済学科2年次生 塩谷 侑平 君
「知的障害者と触れ合う前は、『大丈夫かな、不安だな』という気持ちが強かったですが、実際に触れ合ってみて、老若男女関係なく皆と一緒にフロアーホッケーを楽しめたことが嬉しかったです。最初は、『本当に出来るかな?』と不安でしたが、やっていくうちに楽しくなりアイスホッケーとは違う楽しみ方を見つける事が出来ました。エフピコ杯ではチームで心を一つにして1勝でも多く勝てるように頑張ります。」
経済学科2年次生 山本 敦士 君
「スペシャルオリンピックスのフロアーホッケーを体験して、初めは知的障害者の人たちと一緒にプレーする事が上手くいくか少し不安でした。しかしスポーツを通じて係わり合うことによって、普通に一緒に楽しむ事ができ、不安や今まで持っていたイメージもなくなり、練習に行くのが楽しみになってきました。フロアーホッケーは今回初めて体験しました。体験しなければこんな面白い競技があることを知らないままだったので参加できてよかったと思います。2月25日にはエフピコ杯があるので、どうせ出るならみんなで楽しみながらプレーしたいと思います。そしていい思い出になるようにしたいです。」
知的障害者と実際に触れ合うことで知的障害とはどういった個性なのか、そこでスポーツが果たせる役割とはなんなのかを考える機会になっていると思っています。昨年のエフピコ杯では勝利することができなかったので、今年は1勝目指して頑張りたいと思います。
学長から一言:「ユニファイドスポーツ」という言葉を初めて聞きましたが、いい言葉ですね ッ!!!いろいろなところで、ユニファイドの精神を大切にしましょうねッ!