10/29(土)に本学2年生による学校給食メニューの試食会が行われ、本学科のN助手よりその報告が届きましたので紹介します。
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この企画では、カゴメ株式会社(産業)、福山市(官)、福山大学(学)が連携して福山市の学校給食メニューの開発を行います。カゴメ株式会社様からは食材を提供いただきました。
8月の初回メニュー検討会から約2ヶ月かけて、4名の学生が5品を考えてきました。公開試食会の前には福山市栄養教諭を含む関係者の方々に試食してもらい、コメント、アドバイスを受けてレシピの修正をして臨みました。
当日は、石井准教授の司会によって試食会を進めていきました。井ノ内学部長、菊田学科長の挨拶の後、福山市教育委員会 学校保健課長様、カゴメ(株)中四国支店の方、栄養教諭の先生にも、本企画の趣旨について説明がありました。
菊田学科長の隣には緊張する学生たち
いざ実食!…の前に、学生たちのもう一仕事!
この試食会はプレスリリースを行ったため、関係者の他に数社の新聞・雑誌記者の方々が来られました。一仕事とは、写真撮影とそれぞれのメニューを考えた理由、作ってみての感想などのインタビューです。
学校給食も食育における大切な教材となります。地元食材を使用した給食を通じて、小学生への食育にアプローチできたら良いと思います。
最後に、今回のメニューに対するアドバイスをカゴメ株式会社の方、栄養教諭の先生から頂きました。試食会終了後も、学生たちは担当教員と相談し、さらなる改良に向けて一生懸命考えていました。
今回は5品を調理しましたが、今後は味や大量調理への対応の可否などを考慮して、1品に絞られます。つまりはお互いがライバル!誰の作品が採用されるのでしょうか。
小学校給食において実際に提供されるのは、来年秋の予定です。
学長から一言:学校給食も、学生の知恵と力を借りて、産学官連携で進化していっているのですねッ!!!米国からの支援物資の脱脂粉乳世代としては、文字通りの隔世の感!!!でも当時も、学校での一番の楽しみは給食!