今年も薬剤師をめざす約90名が、実社会での実習に出発です。実習先の指導薬剤師の先生方、関係の方々に大変お世話になりながら、将来どのような薬剤師になっていくのか考えながら、多くのことを体験していくことでしょう。5年生は、昨年度CBTとOSCEという試験を突破して(よくがんばりました!!)、ついに実際の薬剤師としての仕事を経験していくのです。皆、期待と夢と不安でいっぱいという顔をしています。そこで、本日は、激励壮行会となる白衣授与式です。実習先の方々やこれまで(これからも)サポートしていただいているご家族の方々に参列いただき、激励をうけながら5年生が決意を新たに胸にきざむ日です。
薬学共用試験基準点到達証明書を渡されます。昨年度は、どきどきしながら試験結果を待ちました。
一人ずつ名前を呼ばれ、壇上にあがります。「はいっ!」としっかり返事をしてくれると、頼もしく感じられます。それぞれの所属する研究室の主宰教員から一人ずつ福山大学薬学部のマークのはいった新しい白衣を手渡されます。「おめでとう」とか「がんばっておいで」との声も聞こえます。5年生は、小さな声で「ありがとうございます。」と言っていますよ。
松田学長、鶴田薬学部長から激励の言葉です。
松田学長からは、「白衣に込められた我が大学の誇りと覚悟をもって、発展拡大しつつある薬剤師業務をしっかり体得し、医療チームの一員として活躍できる能力をつかんで、大きく成長してきてほしい」との激励の言葉がありました。
鶴田薬学部長からは、「我々の期待に多いに応えてくれてありがとう。実務実習では、1.社会貢献の意識、2.社会人医療人としての倫理感、3.臨床現場での薬剤師としての知識、技能、態度、をつかんできてほしい」という激励の言葉がありました。
5年生代表が意気込みをさわやかに宣誓しました。いよいよ医療人人生の開始です。今日の記念日は、先輩、後輩も祝ってくれています。みんなとてもうれしそうで、期待に輝いています。
今年、5カ月の実務実習を経験して、見違えるような社会人医療人候補となって帰ってくると、期待しています!!
学長から一言:すばらしいお天気が、5年生の実社会での長期実務実習(5ヶ月)出陣を祝ってくれているようでした。。。帰ってきたら成長した姿を見せてくださいねッ!!!