今回は、5月20日(木)に行われた、4年生による模擬授業発表会についてお伝えします。
学生指導担当の米崎准教授にレポートをお願いしました。
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人間文化学科では、この6月に中学校や高等学校へ実習に行く予定である
4年生による模擬授業発表会が行われました。
今回は、4名の学生(内1名は科目履修生)が、模擬授業に挑みました。
これから教職を目指す4年生以外の学生とそして人間文化学科の先生方も参加し、
学生が生徒役になりました。30部用意していた指導案やプリントが不足するくらい
予想以上の学生が参加してくれました。
↑ 学生が準備した指導案、プリント類
↑ それぞれの指導案
指導案そのものは1時間分を書いてくれましたが、
時間の都合上、一人20分から25分の授業を行い、
その後、学生、学科の教員からの質疑応答を行いました。
模擬授業の様子
授業者はやや緊張していたものの、後輩たちがノリのいい生徒や
ちょっとおとぼけた生徒を演じてくれ、和やかな雰囲気の中での実践でした。
中には、人間文化学科の先生を生徒として指名するなど余裕のある授業者もいました。
また、学生役の生徒からの予想しなかった質問にタジタジする場面も・・。
模擬授業の様子
実際自分が授業を行うときというものは、どうしても自分が受けてきた
授業から抜けだせず、ついつい自分が受けてきた授業をしてしまいがちです。
その中で今回4名の授業者は、できるだけ生徒が主体となる授業を目指すよう工夫し、
かつそれぞれの個性が出ていた授業だったように思います。
それぞれの授業者は、この日に向けて、実は、指導案を何回も書き直したり、
放課後誰も使っていない教室で一人練習をしたり、当日も直前まで練習したりと、
本日の授業のために目には見えない努力をして頑張ってきました。
先輩たちの姿を見て、後輩たちも来年度以降きっと頑張ってくれることでしょう。
以下、授業者のコメントです。
「まだまだいたらない点があったと思います。
反省して次の教育実習につなげていきたいと思います!」
「緊張したけど、先生方から貴重なアドバイスをいただき、
実際シュミレーションもできてとてもよかったです。
これから改善して、実際の実習期間がんばります!」
いよいよ今月から実習がスタートします。頑張ってきてくださいね!
学長から一言:人間文化学科では、各種中・高教員免許の取得に力を入れて、実践的な学修にもアクティブに取り組んでいます。。。教育実習が楽しみですねッ!