メディア情報文化学科には、マスメディア論という授業があります。この授業では、マスメディアに関する理論的なことを学ぶとと同時に、毎回岡山放送の放送局の現場の方々にお越しいただき、ローカル・テレビ局のいろはを教わる機会となっています。加えて、毎年岡山放送局の見学会を開いていただいておりまして、今年は5月16日(土)に大学バスにて受講生とともに行ってまいりました。
学科ブログにも書きましたが、岡山放送は昨年12月より、制作関連の部局をイオンモール岡山内に完全移設しており、日本初、世界初のショッピング・モール内の放送局ということで、国内外から注目を集めています。上の写真は、イオンモール岡山の吹き抜け部分ですが、イオンモール内には52のモニターが設置されており、岡山放送の番組はもちろんのこと、イオンモール内限定のお店情報番組などが、随時モール内に放送されるという状態になっております。
イオンモール岡山の5階と6階にある岡山放送は、「ミルン」という名前で親しまれています。その名の通り、スタジオだけでなく、放送局のオフィスまでもがガラス越しに「見える」ようになっていて、私たち視聴者にとって遠い存在のように感じられた放送局を、身近に感じられるような設計になっています。説明してくださっているのが、今年のマスメディア論のコーディネートをしてくださっている竹下さんです。
オフィス内を陣取らせていただきまして、生放送に出るにあたっての注意を受けています。私たちは、9:55からの『なんしょん?』という情報番組に出演しました。(当日は9時集合ということで、大学を7時半に出発。がんばりました!)
こちらはリハーサルの様子です。立ち位置を確認し、学科のパネルを持ったり、表情をつくったり(?)、出演者の方々やカメラクルーの方々にお世話になりながら練習を行いました。
その他にも、アーカイブ室やメイク室、機材部屋等々見学させていただき、放送局の現場を肌で感じることができました。何より、ショッピングで立ち寄った施設内に、家で普段見慣れている放送局があり、そこから情報発信が行われているという、情報流通のシームレスな形に驚きを隠せませんでした。メディアと言うと、マス・メディアとケータイに代表されるようなパーソナル・メディアというように分けて考えがちですが、情報の流れはいままさに流動しつつあるのだなと改めて感じた次第です。
みなさんもぜひ「新生」岡山放送を体感されてみてください! その他の見学写真は、メディア情報文化学科のブログにて公開する予定です。こちらも確認してみてください。
学長から一言:メディアの世界は随分と身近になり、多様になり、広がっていきますね!!この学科(28年度からメディア・映像学科になりま~す)も多彩に活性化していきますよ!!