学長室ブログスタッフ国際経済学科の足立です。5月20~30日に中国出張に行ってきました。
今回の中国出張の目的は、学生募集と入試、提携大学とのミーティングを兼ねたものです。広島から上海を経由して広州へ。しかし、広州の天候が悪く、空港で3時間、機内で離陸までに3時間も待たされ、広州で待ち合わせの許先生を長時間待たせることになりました。ホテルに着いたのは深夜2時前、いきなりぐったりです。
広州から貴陽への飛行機も雷雨のため、5時間ほど遅れて、貴陽空港で待ち合わせ予定の冨士副学長と落ち合うことができませんでした。私はこれまで自分が晴れ男だと信じて疑っていませんでしたが…
基本的なスケジュールは、1日目に入試説明会と提携大学側とのミーティング、2日目は入学試験(筆記試験と面接)です。中国の提携校からはダブルディグリーで福山大学への編入制度があります。2年生の後期から2年半、または3年生の前期から2年間福山大学に留学し、所定の用件を満たせば両大学の学位を取得できるという制度です。
今回の出張は平成26年度秋入学の編入生のための学生募集と入学試験が主な目的です。
出張した提携大学は、広州の広東技術師範学院、貴州省の貴州師範大学と凱里学院、四川省成都の四川外国語大学成都学院の4校です。
朝7時から図書館の前で英語を朗読している学生
貴州師範大学での会議風景
貴州師範大学新キャンパスでの説明会-真剣です
今回初めて訪問する新しい提携大学、凱里学院は、貴陽市から車で3時間ほどの、少数民族学生が中心の大学です。貴陽から車で凱里に向かうときには、貴州師範大学からの福山大学編入生で、卒業後凱里学院で日本語教員として働いている、江雪玲さんが迎えに来てくれました。また、凱里学院にはもう一人、同じく福山大学卒業生の楊麗英さんが日本語教員として働いていました。
二人ともしっかりしていて、学生たちにも慕われているようです。すっかり先生になっていました。会うことができてとてもうれしかったです。こんなに遠くで活躍する卒業生と再会できるのは感動ものですね。江さんは4月から北京の対外経済貿易大学の大学院で勉強して、キャリアアップを図るそうです。楊さんは、今妊娠中でもうすぐ産休に入るようです。元気な赤ちゃんを産んでくださいね。
四川外国語大学成都学院では、入試の日に、交換留学生として1年間福山大学に来ていた黄華君が遊びに来てくれました。彼は今コンピュータ関連日本企業の成都支社で働いているそうです。当たり前ですが、大人になった気がします。彼は交換留学生で、留学期間も1年と短かったのですが、一緒に宮島に行ったり、スポーツ大会に参加したりしましたので、よく覚えています。
成都学院キャンパスでは卒業写真の撮影中
中国の日系企業で活躍する黄君(左)
今回の出張では、飛行機の遅れによる待ち時間が合計11時間、また、帰りの上海~広島便はキャンセルになって、1日出張が伸びるというトラブルがありました。本当なら「もういやだ!」と思うところですが、3名の卒業生と再会できたことで、私にとって最高の出張となりました。
教員にとって卒業生の活躍する姿を見ることは最高の喜びです。これは教員という仕事の素晴らしいところですね。私たちには日本中、いや、世界中で活躍する卒業生がたくさんいます。次の出張では誰に会えるのか、今から楽しみです。
学長から一言:出張お疲れ様でした。。。留学生が帰国して、日本での学びを生かした仕事に就き、活躍をしているのは、本当にうれしいことですねッ!
学長から一言:出張お疲れ様でした。。。留学生が帰国して、日本での学びを生かした仕事に就き、活躍をしているのは、本当にうれしいことですねッ!