2014/04/18

平成26年度第1回教養講座の開催

こんにちは。
学長室ブログメンバーの機械システム工学科の小林です。
4月17日(木)平成26年度第1回目の教養講座が開催されました。
 講師はマツダ株式会社代表取締役副会長 金井誠太先生、題目は、「SKYAVTIVと『マツダモノ造り革新』」です。

マツダ株式会社は広島県を代表するモノづくり企業で世界的にも有名な自動車メーカーです。またマツダは、日本の自動車メーカーとしては唯一マン24時間レースで総合優勝をしたことのある企業でもあります。世界で初めて量産のロータリーエンジン車を生産したのもマツダです。現在は、これらの高い技術を用いて環境に優しいSKYACTIV TECHNOLOGYを搭載した自動車の開発・販売をしています。今日は、そんなマツダのモノづくりについて講演していただきました。
 
                
講演では、マツダのクルマづくりだけでなく、モノづくりの大切さについて大変興味深いお話を聴くことができました。マツダの環境にやさしいSKYACTIV TECHNOLOGY とは、一つの技術ではなく小さな技術を統合した技術だと初めて知りました。マツダの安全思想については、「事故をただ少なくすればいいんだ」というのではなく「良好な運転環境」を提供しながら安全な車をつくることにあるのだということに感銘を受けました。マツダの車のデザイン「(魂動)デザイン」の話を聴いて、マツダ車のデザインが特徴的である理由がわかりました。マネジメントの話は、モノづくりだけではなく今後の学生指導や研究にもためになるものでした。講演時間の80分はあっという間でした。


会場となった大学会館前ではSKYACTIV TECHNOLOGYを搭載した新しいマツダの乗用車が展示されていました。担当の方からの説明もあり、身近に新しい技術に触れることができました。

講演をお聴きして今思うことは・・・・・
展示車を見るだけでなく実際に運転してZoom-Zoom(「走る喜び」と「優れた環境安全性能」)を体験してみたい・・・・


学長から一言:学生には、講演より新車のほうが魅力的???いえいえ、この魅力的な新車の背景の思想の語りはもっと魅力的でした!!!