2013/07/16

人間文化学部、経済学部の学生が通訳ボランティアに参加

学長室ブログスタッフのHAです。本格的な夏がやってきましたね。夏が大好きなHAにとっては待ちに待った季節到来です。さて、今回は学生たちが参加した福山で行われた熱いイベントについてレポートします。

7月5日~7月12日まで、JC国際アカデミーin福山が開催されました。JCとは青年会議所のことで、国際アカデミーは毎年日本で開催され、今回で第26回目となります。

国際アカデミーの詳しい内容はこちらから:
http://www.fukuyamajc.com/26th-jci-academy/

今回は世界65カ国と日本全国から多くのデリゲイツが福山に集結して、「つながり」をメインテーマとして、熱い議論を繰り広げました。

福山大学からは、人間文化学部と経済学部の学生約15名が通訳ボランティアとして参加しました。通訳ボランティアというとハードルが高そうですが、プロの通訳は別にいるということなので、気軽に参加できたようです。若い学生にとってはめったにないチャンスで、素晴らしい経験になったことは間違いありません。

私もゼミの学生に勧めた手前、偵察をかねて7月11日に福山アルセで行われた、市民ならだれでも参加できるオープン・モジュールに参加させていただきました。

当日はJCIの海外デリゲイツ65名、国内デリゲイツ95名、福山市民100名以上が参加しました。1グループ7~8名のスモールグループディスカッション形式で、福山固有の問題について各グループでテーマを設定、解決策を導き出し、プレゼンテーションをしました。


45分でプロダクトを作成します
 
ラマダン中のデリゲイツもいます

オープン・モジュールにはプロの通訳は入りませんので、学生たちも英語、日本語とボディランゲージを駆使して、他の参加者と助け合い、必死にディスカッションをしていました。

オープン・モジュールを見る限り(自分もディスカッションでいっぱいいっぱいで、あまり見ていませんが・・・)、ディスカッションを終えた学生たちの顔は、皆満足そうな笑顔でした。

留学生も参加しました

ディスカッション後の笑顔・笑顔
 
通訳ボランティアでの一コマ

再会を誓うフェアウエルパーティー

通訳ボランティアとオープン・モジュールに参加した学生のコメントを一部紹介します。

Sさん
多くの海外の参加者と話して、自分の思いを伝える難しさと国際交流の楽しさを体験できました。

Rさん
語学力を生かすチャンスだと思い参加しました。不安はあったけど3日間なんとか乗り切ることができました。デリゲイツたちはパワフルで、大変パワーをいただきました。

Oさん
外国の方を含め、福山市民以外の方々も一緒に福山について考えてくださって、とてもうれしかったです。

K君(オープン・モジュールのみ参加)
聞き取りやすい英語と聞き取りにくい英語があり、国によって発音やアクセントが違うことを実感しました。

S君(オープン・モジュールのみ参加)
国際交流の場なのに英語が全然しゃべれなくて泣きそうになりました。でも、とてもいい経験になりました。

Rさん
通訳ボランティアとしていろいろなイベントに参加してすごく楽しかったです。私が一番印象に残っているのはJCIのメンバーは本当に純粋だということです。彼らは何かのためではなく純粋に町をより活気づけ、人を助けたいと思っています。私も助け合い、協力することの大切さをこの経験を通して学びました。

今回のイベントを通じて学生たちは、言葉の壁があってもお互いに分かり合えるということ、そして、世界を知ると同時にわれわれの身近な問題についてもっと知るべきだということを学んだようです。

また、英語も少々間違えても恥ずかしがらずに、積極的に話すことがどれほど大切かを実感したようです。Making mistakes is the art of discovery.ですね!


学長から一言:この活動については、まったく知りませんでした(不覚!)。学生のすばらしい活躍の報告をありがとうございました。